表題の通り、文章校正の作業にテキスト読み上げエンジンを導入したら、文章の読みやすさがかなり改善されました。そもそも、一太郎2011にアップデートした際、そのオマケ?としてついていた詠太を使い出したのがきっかけです。

自分の書いた文章を読み上げてさせてみると、誤字脱字がすぐ見つけられます。そして、係り結びがおかしかったり、意味が伝わりにくかったりする箇所が、くっきり浮かびかがってくるんです。こんなに有効なら、もっと早く使い始めれば良かったと後悔したくらいです。

しかし、しばらく使っていると不満も出てきます。そもそも、詠太ですが、マウス操作が基本なんです。これ致命的です。しかも、読み上げしている間、文章が修正できないんです。本当、致命的です。

せっかく誤字脱字を見つけても、マウスを持って、詠太の停止ボタンを押して、修正箇所にマウスを移動させて、誤字を修正して、再び詠太の再生ボタンを押す・・・なんと非生産的なんでしょうか!

そこで、詠太に見切りをつけ、Windowsの読み上げソフトを探しはじめました。多少読み上げ品質が悪くても使い勝手が良い方に分配があがります。

 調べてみて便利なのが、棒読みちゃん+Microsoftの読み上げエンジンを使う方法だと分かりました。棒読みちゃんを使うと、クリックボードにコピーした文字を読み上げを行ってくれます。

 棒読みちゃんデフォルトの読み上げ品質はあまりよくないので、MSの読み上げエンジンをインストールして、棒読みちゃんの読み上げを、MSの読み上げにするんです。今のところ、この組み合わせで満足です。MSの読み上げエンジンは、SAPI対応なので、自分でこれを使ったツールを作るのもありですね。

特に、Google Chrome + KonaWikiで原稿書くことが多いので、Chromeの拡張機能にMSの読み上げ機能を追加したら、かなり良さそうです。

 ついでに、一太郎の文章校正機能も、クリップボードから手軽に実行できないかなぁ~。