Mac Miniを買ったのと平行して、PCのメンテナンスを大々的に実施しています。
なんといっても大変なのは、データのバックアップですね。

古いソフトは次第に不要になるものの、自分で作ったアプリや文章は膨大なものがあり、なかなか整理が大変です。古いパソコンやハードディスクの中のデータを見直しています。また、音楽CDやアプリのDVDのバックアップをとってあるものも膨大で、大変なことになっています。また、仕事と趣味(音楽や映画)などのデータが一緒くたになっているのです。

我が家にある外付けハードディスクは3台なのですが、どれも信頼性が低く、時々ファイルが壊れて読み出せなくなってしまいます。そこで、大切なデータは、ハードディスク2台(or PC)に保存しています。

2台に保存して困るのが、どちらが最新のデータで、どちらが古いデータなのか頻繁に分からなくなってしまうことです。また、そもそも大切なデータとは何か?というところも整理しなおして考えて行う必要があります。

そこで、改めて、正しく作業できるように、バックアップの方針を自分の中で整理しなおしてみました。

バックアップを重要度で考える *

バックアップが必要なデータの種類を分類して考えてみました。

(1)作業中データ *

今日、明日の仕事で利用するファイルは間違いなくもっとも重要なファイルです。それが消えたら、仕事ができずに困ってしまうものです。

(2)個人的データ/思い出データ *

次に重要なのは、自分で作ったプライベートなデータです。これは将来に渡って参照する可能性があるかどうかを考えます。自分で書いた文章や、作ったソフトなどは将来的にも部分的に内容を参照する可能性があるので間違いなく残しておきます。写真なども、この部類に張りますね。自分で作ったものは自分で管理しておかないと、他人から買ったりもらったりすることができないからです。

(3)外部データ *

そして、保存しておきたいのが、お金を出して買ったソフトです。ところが、ソフトというのは、その時に使っていたOSでしか動かなかったりするので、次第に重要性が薄れていきます。また、古いソフトは利用価値がなくなるので、ワゴンセールで投売りされたりします。バックアップの重要度としては低いのですが、心情的にお金を出して買ったソフトはなかなか捨てられません。

最近は、ダウンロード販売も増えているので、必要になったら、ダウンロードサイトから再度ダウンロードできるというのもありますが、いつダウンロードできなくなるか分からないので、手元においてバックアップしておきたいものでもあります。

逆に、ネットからダウンロードできるオンラインソフトなどは、ソフトが改悪される可能性は低いですし、ことごとに新しいバージョンにした方が良いので、バックアップは必要ないかもしれません。使っているソフトが多い方は、まとめておいたほうが、再インストールが楽かもしれませんが。

バックアップを取るメディア *

ハードディスクはいつ壊れるかわかりません。そこで、重要なデータはDVDやネットのストレージサービスなどを利用して、二重にバックアップをとるようにします。

  • ハードディスク
  • CD/DVD/SDカード/USBフラッシュメモリ
  • ネットのストレージサービス

上記の中でハードディスクが一番安価です。全部のデータをとりあえずハードディスクに保存しておきましょう。そして、更新が必要ない思い出のデータは定期的にCD/DVDに焼いておきます。(ただし、CD/DVDも時とともに劣化するので、焼き直す必要があるかも?!)

そして、ネットのストレージは、どこからでも参照できるデータなので、作業中のデータなどを配置しておくのが良いでしょう。Dropbox など多くのストレージサービスは、世代間バックアップも行われているので、間違えて更新してしまっても安心です。

頻度 *

バックアップが必要な頻度についても考えてみました。

作業中データは毎日バックアップが必要 *

作業中データは、日々の作業とともに更新されていくので、毎日の作業が終わったら、深夜に自動でバックアップするようにしておくと良いでしょう。間違えて消してしまったデータもバックアップから復元することができます。

思い出データは思い出した時にバックアップ *

写真や自分で書いた文章など、個人的なデータは3ヶ月に1度くらい、DVDなどのメディアに残していくのが良いでしょう。先日も友人がPCの盗難に遭って大切な記念写真を紛失してしまったとの話がありました。やはり、PCだけでなくDVD等のメディアに保存しておくのは大切です。

以上、考えてみて、今からの作業は、とにかく写真など思い出のデータをDVDに焼くことが大切だと分かりました。