Android に UserLAnd を入れると、開発にも使えるLinux環境が作れます。ここでは、簡単な手順を紹介します。
UserLAndを使うと、Android上でUbuntuやDebianなどのOSを動かすことができます。
UserLAndを起動し、Debian(あるいはUbuntu)をインストールします。
PCから、UserLAnd上のLinuxにアクセスすることもできます。スマートフォンの画面が小さい場合、設定はPCから行うのが便利でしょう。
ssh (name)@(AndroidのIPアドレス) -p2022
Ubuntuの場合、VNC経由でGUIにアクセスできます。(macOSならFinderから移動>サーバーへ移動にて接続可能)
vnc://(AndroidのIPアドレス):5951
マシンのIPアドレスを知るには、「sudo apt install net-tools」でifconfigをインストールし、「ifconfig | grep 192」とかやるとそれらしいIPアドレスが表示されます。
大抵スマートフォンの解像度が高すぎて、ターミナルの文字が小さくなり読めません。「.vncrc」を編集して「$geometory="1024x768"」など適当な数値にします。
せっかくなら、日本語入力を有効にしたいものです。
sudo apt update sudo apt upgrade # 日本語環境に変更 sudo apt -y install language-pack-ja sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF8 $ sudo dpkg-reconfigure tzdata # MOZCをインストール $ sudo apt install uim-fep uim-mozc
そして、~/.uimの設定ファイルを作成。
(define default-im-name 'mozc) (define-key generic-on-key? '("<Control> " "<Control>g")) (define-key generic-off-key? '("<Control> " "<Control>g"))