Anker Nebula Capsule Proを入手したので、使い倒してみます。
もちろん、普通のプロジェクターとして、HDMI端子にPCをつないで使うこともできます。
あと、ワイヤレスディスプレイとして使えます。ホームから、[設定 > 一般 > ミラーリング]と行くと、ミラーリングの画面がでます。後は、iPadやiPhoneなどで、画面をミラーリングできます。
ちなみに、iPadなどの端末では、右上から左下へ指をスライドして出る画面で「ミラーリング」をタップし、「Nebula-xxx」をタップ。
とは言え、Nebula CapsuleはAndroidなので、単体でも十分楽しめます。ただし、GoogleのPlay Storeは搭載されていません。そのため、アプリ(APKファイル)をダウンロードしてきて、インストールすることで、Nebulaでも好きなアプリを使えます。
APKファイルを入手するには、Android端末からAPKをコピーしてくる方法と、APKのダウンロードサイトがあるので、そこからダウンロードする方法があります。簡単なのは、後者でしょうか。
以下のサイトを参考に、APKファイルをダウンロードして、USBメモリにコピーします。そして、NebulaにUSBを差し込んで(買った時についてきた変換プラグを利用)、ファイルマネージャーからUSBメモリの中のAPKを選択すると、インストールできます。
ちなみに、上記の方法でAndroidのFTPサーバーなどをインストールしておけば、FTPサーバーに好きなファイルを送り込んで、手軽にアプリをインストールできます。
もちろん、再生したいビデオや写真や音楽を送り込んで再生もできます。いやはや、これは便利です。
NebulaでFTPサーバーをオンにしたら、PCのFileZillaを起動し、NebulaのIPアドレスとユーザー名とパスワードを入力します。すると、PCからNebulaにファイルが手軽に転送できます。
なお、FTPサーバーと同作者のSSHサーバーもインストールしてみたけど、セキュリティ的に問題(SSH-DSSを使用している)があるため、手軽にmacやwinから接続できなかったです。
macOSやLinuxで無理矢理接続するには、~/.ssh/configファイルをエディタで開き、下記を追記します。(xxのところを書き換えます。)
Host 192.168.xx.xx HostKeyAlgorithms +ssh-dss
「df -h」コマンドで見てみたら、/data以下に11GBの領域があり、そこにいろいろデータを配置して遊べそうです。
SSHがつなげたら、大抵何でもできますね。最初から、lsやdf、pingが使えるのはもちろん、curlコマンドなどがインストールされていました。これで、ssh経由でファイルのダウンロードもできますね。/system/binディレクトリにコマンド一覧があります。なお、/storage/emulated/0がホームディレクトリでした。
海外にいて、日本の何かを見たい場合、VPNを使うことになりますが、NebulaでVPNも使えます。上記の方法で、OpenVPNもインストールするだけです。さすが、Androidです。便利。