最近は、UserLAndなど使えば、仮想的にAndroid上にUbuntuやDebianをインストールできるので、開発環境は、AndroidタブレットにBluetoothキーボードつなげれば完全に快適な環境を作れるようになっていますね。

とは言え、Android端末にBluetoothキーボードをつなげて使おうと思っているのですが、どれを選んで良いのか悩みますね。これからいろいろ比較して悩んでみます。

【想定用途】

簡単に言うと、プログラミング+原稿の執筆用の環境を作ろうという計画です。

  • (1) Linuxのターミナル上でVimを使ってプログラムを書きまくる
  • (2) 書いたプログラムをターミナル上で実行する
  • (3) Linux上にApacheを入れてWikiを動かして、文章はWebブラウザ上で編集する
  • (4) メインPCは別にあるので、カフェや移動先、移動中に作業できる軽快な環境

ESCキーがなくても最悪大丈夫 *

Android向けのBluetoothキーボードは、時々、ESCがないものもあります。その場合、.vimrcに「imap <C-j> <esc>」と書いておくと、Ctrl + Jを押すことでESCを押したのと同じ意味になります。また、Ctrl + [ を押すとESCと同じ働きをします。もちろん、ESCキーがあるキーボードが理想ですけれど。

日本語キーボードでなくても最悪大丈夫 *

キー配列が少し変わってしまいますが、日本語キーボードでなくても大丈夫です。Google日本語入力を使う場合、全角半角切り替え(日本語と英数モードの切り替え)は、Alt + `や、SHIFT + CTRLで可能です。ATOKでも、Alt+スペースで切り替えられます。もちろん、日本語キーボードで[全角/半角]キーがあるのが良いですけど。

理想のキーボードは? *

上記二点を考えると、わざわざ日本語キーボードを選ばなくても、それなりに使えるということが分かります。日本語キーボードにこだわらなければ、選択肢が飛躍的に広がります。そして、比較的安く入手可能です。ただし、英語キーボードが初めての場合、かなりストレスがたまる可能性があります。

ロジクール K380BK *

  • 日本語キーボード / ESCも全角半角キーもあり
  • 279x124x16mm / 423g (電池含む)
  • 単四電池で駆動

Anker AK-A7726121 *

  • 英語キーボード / ESCキーあり
  • 284x122x185mm / 200g
  • 単四電池

iClever IC-BK16 *

  • 英語キーボード / ESCキーある
  • 230x67x6mm / 240g
  • Bluetooth5.0 / 折りたたみ

MOBO AM-KTF83J-SW *

  • 日本語キーボード / ESC/全角半角キーあり
  • 291x120x13mm / 286g
  • Bluetooth3.0 / 折りたたみ

Jelly Comb JC-02KB *

  • 英語キーボード / ESCなし
  • 160x95x12mm / 140g
  • 充電式

Pomera DM200のBluetoothキーボードモード *

文章作成に完全特化した端末Pomeraです。これを使うと、文章作成が非常に捗ります。ただし、基本的に文章が書けるだけで、ネットも見られません。DM200にはBluetoothキーボードとしてつかうというモードがあります。実際、しばらくの間、この環境でやっていました。日本語キーボードとして快適に使えます。しかし、ポメラDM200自身にモニタがついているので、Bluetoothキーボードとして使う場合、画面が非常に邪魔です。というか、DM200をLinuxとして使うことができるので、Androidつなげる必要なしです。ただ、難点があってプログラムを作っている最中に、マニュアル見たり、原稿書いたりしたくなるので、別の端末が別途必要になってしまうんです。

ちなみに、Pomeraっぽい環境を構築する *

格安中華タブレット+Bluetoothキーボードで、手軽にPomeraっぽい環境が作れます。特に最近の電子インク端末のAndroidもそれなりに使いやすくなってます。

以下のLikebookですが、これとキーボードとAtokを組み合わせたら、それは既にPomeraのDM30になるのではと思っています。PomeraとAndroidタブレットの一番の違いは充電の持ちなので、Likebook + キーボード + Atok + モバイルバッテリを足すと、もうDM30です。(もちろん、DM30の方が安いのですけれど。。。)