Mac OS Xで、FFmpegのインストールとWebM動画の作り方についてのまとめ。2013年6月4日現在の方法。

※インストールに際して、Xcodeが必要です。

【手順1】

Mac OS XでFFmpegをインストールするには、Homebrewを使うのが簡単です。Homebrewをインストールするには、ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します。

ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)"

【手順2】

続いて、FFmpegをインストールしますが、はじめに必要となるライブラリをインストールしておきます。以下のインストールでエラーが出る場合には「brew update」を実行してみてください。

brew install automake celt faac fdk-aac git lame \
libass libtool libvorbis libvpx \
libvo-aacenc opencore-amr openjpeg \
opus sdl schroedinger shtool speex texi2html \
theora wget x264 xvid yasm

【手順3】

そして、FFmpegをオプション付きでインストールします。オプションは、「brew info ffmpeg」とタイプすると出てきます。オプションの名前がよく変わるので、うまく行かないと思ったら、確認してみましょう。

brew install ffmpeg \
  --with-fdk-aac --with-libvo-aacenc \
  --with-libvorbis --with-libvpx \
  --with-openjpeg --with-theora \
  --with-opencore-amr

その後、以下のように記述すると、input.mp4をoutput.webmに変換します。

ffmpeg -i input.mp4 \
  -vcodec libvpx \
  -b 2000k \
  -level 300 \
  -acodec libvorbis \
  -ab 128000 \
  output.webm

ちなみに、もし、最新のffmpegを使いたい場合は、以下のように、gitを利用して最新のリポジトリを取得してインストールを行います。基本的にFFmpegの以下のドキュメントに沿って実行していくだけです。

WindowsのFFmpegでWebM動画の作り方 *

Windows版は、以下よりバイナリをダウンロードするのが簡単です。

Windows版でドラッグしたファイルをwebm形式に変換するバッチファイル

rem ConvertToWebM.bat
ffmpeg -i %1 -vcodec libvpx -b 2000k -level 300 -acodec libvorbis -ab 128000 output.webm
pause