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アメリカのニューヨーク・ニュージャージ、カナダのナイアガラへ行ってきました。アメリカで現地のSIMカードを買ったのでその感想を。
簡単な下調べでは、安めのSIMもありそうな感じだったけど、実際に買ったのは、T-Mobileの月$60のプラン。長期滞在だったので、電話はかけ放題、パケット3Gまでの無難に使えるプランを選択しました。(短期滞在なら、もっと安いプランを選ぶと良いでしょう。)また大切なことですが、DocomoでXperia Z1をSimロックを解除しておく必要があります。
購入時にちょっとしたトラブルがありました。Simカードを指したときに、3G通信がすぐに出来なかったのです。とは言え、これは、タイに行ったときにも経験済み。iPhoneでは自動的にAPNが設定されるのですが、Android携帯では、手動でAPNを設定しないと、モバイルデータ通信ができません。
そこで、購入店であるT-Mobileの店員にAPNを尋ねるも「APNなんて知らない」の一点張り。最後には「サポートセンターに電話するように」と言われました。ネットで調べればすぐに出るのですが、肝心のネットにつなぐためには、APNを聞かないとつながらないというジレンマ。閉店間際で他のお客さんも多く、店員の対応も良くなかったので、ホテルに戻って調べました。以下のサイトにAPNの設定が書かれています。
これからは、SIMカードを買う前に、APNをネットで調べておくことを忘れないようにしたいと思います。その場でSIMカードが使えるかどうか調べた方がリスクが少ないので。また、スマートフォンの設定について、携帯ショップの店員もあまり知識がないというのも全世界共通です。アメリカなら...と期待したのですが、残念です。
さて、使用感ですが、ニューヨークのいろいろな場所で、日本に比べて3G通信が遅かったのが印象的です。LTEにも対応のプランのはずですが対応エリアが狭いのか、一度もLTEの恩恵を受けられませんでした。しかも、マンハッタンの地下鉄の多くの駅では圏外でした。そのため、地下鉄の駅に入る前に、地下鉄の乗換場所を検索しておく必要がありました。
また、マンハッタンの街中でも、レストランをGoogleマップにセットするも、正しい場所が表示されず、ホテルでもらった無料の地図を頼りに動いた方が早く正確でした。マンハッタンの町はとても親切に通りの名前が至る所に明示されていました。
とは言え、まったく地図が表示されないのではなく、じっと待っていると表示されるので、到着一日目や、よっぽど迷ったときには頼りになりました。
場所によって速度が異なるので、個人的な体感速度の比較ですが、ここ最近行った国のモバイルデータ通信速度は以下の感じ。通信速度はデータ通信の値段と比例しません。東南アジアの国々のSIMカードとデータ通信は格安です。
(速い)日本>タイ>マレーシア=フィリピン>アメリカ(遅い)
ちなみに、当然と言えば当然ですが、一歩アメリカを出たら、お隣のカナダでは圏外となり、アメリカの電波はまったく使えませんでした。ナイアガラの滝で、目前にアメリカが見えるのですが...。