手元のMacbook AirにWindows10をインストールしました。Windows7からのアップデートインストールです。その手順をここで紹介します。利用したのは、Parallels Desktop10です。

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まず、Mac OS XにWindows10をインストールする方法は、大きく言って二つあります。

  • Parallels Desktopなどの仮想化技術を使う方法
  • ハードディスク内に複数のOSをインストールして切り替えて使うBoot Campを使う方法

前者の仮想化技術を使う方法は、Mac上でソフトウェアとしてWindowsを動かすというものです。つまり、多少のマシンパワーは必要なものの、ソフトウェアとしてWindowsを使うなら、Macをメインで使いつつ必要な時だけWindowsのお世話になるということができるのです。ただし、Macで人気のParallels Desktopは有料なので、その辺りは予算との相談です。

いずれにしても、Windowsは有料なので、Windows10の無料アップデートを利用するためには、Windows7/8/8.1いずれかのOSのライセンスキーが必要です。

ちなみに、Windows7のインストールディスクのイメージ(ISOファイル)は、こちらで公開されているのでダウンロードできます。

さて、今回、紹介するのは、このParallels Desktop10に、Windows10をアップデートインストールするというものです。ちなみに、Boot Campを使う方法は、Appleの公式情報を参考にしてください。

備忘録もかねて、手順を書いておくと以下のようになります。

  • (1)まずは、Parallels DesktopにWindows7をインストール
  • (2)コンピューターのプロパティから、オンラインのライセンス認証を行う
  • (3)Windows Updateを行う
  • (4)MicrosoftのサイトからWindows10のISOイメージを取得
    • このとき、Windows7が32bit/64bitのどちらかだったかを確認して同じビット数を選ぶこと
  • (5)Parallelsのメニューから、Windows7のCD/DVDイメージに、(4)で取得したISOファイルを指定。その後、DVDの自動実行を行う
  • (6)Windows10をインストール

いろいろなサイトを見たのですが、(1)Windows7をインストールした後、すぐに、(5)のWindows10のインストールを行おうとしたところ、ライセンス認証がうまくいかなくて悩むことになりました。そして、いろいろ試行錯誤した結果、(2)のライセンス認証が必要だったというオチです。Windows7をインストールするときに、ライセンスキーを入力するので、てっきりそれで認証は通っているものと思っていたのですが、その後、オンラインライセンス認証が必要となるのです。

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